よくある住まいトラブルの種類
ボンドが返ってこない
退去後に「傷がある」などと言いがかりをつけてボンドを返還しないケース。
突然の退去要求
オーナーや他の入居者から急に「来週出て行って」と言われる。
設備の故障・修繕放置
エアコンが壊れた、お湯が出ない、などをオーナーが対処しない。
詐欺物件
内覧なし・先払いを求めてくる偽物件。渡豪前の人がターゲットにされやすい。
ボンドを返してもらえないとき
退去後2〜4週間以内にボンドが返還されるのが一般的です。返還されない場合や不当に減額される場合は、各州の公的機関に申し立てができます。
- NSW(シドニー):NSW Fair Trading(fairtrading.nsw.gov.au)
- VIC(メルボルン):Consumer Affairs Victoria(consumer.vic.gov.au)
- QLD(ブリスベン):Residential Tenancies Authority(rta.qld.gov.au)
- WA(パース):Department of Mines, Industry Regulation and Safety(commerce.wa.gov.au)
退去時のトラブルを防ぐ最大の対策は、入居前に部屋の状態を写真・動画で記録しておくことです。傷・汚れ・設備の状態を日付入りで撮影し、オーナーと共有しておくと、退去時の「あなたがつけた傷」という言いがかりを防げます。
突然の退去要求を受けたとき
オーストラリアの賃貸法では、正当な理由なく突然退去を求めることはオーナーにも許されていません。契約書の内容と州の法律に基づいて、一定の予告期間(通常2〜4週間)が必要です。
シェアハウスのサブテナント(プライマリーテナントからルームレンタルしている場合)はやや保護が弱く、交渉の余地が限られることがありますが、それでも最低限の通知期間は要求できます。急かされたり脅されたりしている場合は、各州のテナント支援サービスに相談しましょう。
ワーホリビザで滞在中でも、入居者としての権利は日本人でも同様に守られます。「ビザがあるから文句を言えない」ということはありません。泣き寝入りせずに相談窓口を使いましょう。
詐欺物件を見抜くポイント
- 内覧なしで「今すぐ入金すれば確保できる」と急かしてくる
- 「海外にいるので直接会えないが鍵を郵送する」という話
- 相場より明らかに安すぎる(シドニーでプライベートルームが A$150/週 など)
- Western Union や Bitcoin での支払いを求めてくる
- Facebook グループで「即入居可」「条件なし」を強調する投稿
必ず内覧してから支払う、これだけで大半の詐欺は防げます。
相談窓口まとめ
- NSW:NSW Fair Trading|13 32 20
- VIC:Consumer Affairs Victoria|1300 558 181
- QLD:Residential Tenancies Authority|1300 366 311
- WA:1300 304 054
- 通訳サービス(日本語):TIS National|131 450