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仕事に有利な資格 ― 現地で取れる「チケット」まとめ

読了目安 6分最終更新 2026年6月

オーストラリアでは、特定の仕事に「資格(通称チケット)」が必要です。多くは数時間〜1日、数十ドルで取れて、持っているだけで仕事の幅がグッと広がります。用途別にまとめました。

その前に:USI を作ろう

RSA や White Card などの公的資格を取得するには、まず USI(Unique Student Identifier)という学習者番号が必要です。これは無料で、政府公式サイト(usi.gov.au)から作成できます。ワーホリビザでも、オーストラリア国内にいれば作成可能です。資格取得の前にこれを用意しておきましょう。

飲食・接客で働くなら

RSA(アルコール提供資格)

パブ・バー・レストラン・ボトルショップで働くなら必須
費用
A$24〜200
所要時間
半日〜1日
形式
オンライン/対面

Responsible Service of Alcohol の略。アルコールを提供・販売するすべての仕事に必要です。州ごとにルールが違い、NSW・VIC・ACT・TAS は対面講習が必須(オンライン不可)、QLD・SA・WA・NT はオンラインで完結できます。取得した州でしか使えない点にも注意。飲食で働くなら最初に取っておきたい資格です。

RSG / RCG(ギャンブル提供資格)

スロットのあるパブ・カジノで働くなら必要
費用
A$60 前後
所要時間
4〜6時間
形式
オンライン/対面

Responsible Service of Gambling の略(NSW では RCG と呼ばれます)。ポーカーマシン(スロット)を置いているパブやクラブ、カジノで働く場合に必要です。RSA とセットで求められることが多く、パブ系の求人に応募するなら両方あると強いです。

バリスタコース

カフェで働きたいなら持っておくと有利
費用
A$100〜150
所要時間
半日〜1日
形式
対面

これは法的な必須資格ではありませんが、カフェ大国オーストラリアでバリスタとして働くうえで、エスプレッソマシンの使い方やラテアートの基礎を学べるのは大きなアドバンテージ。コーヒー文化が根付いているので、経験ゼロから始めるならコースで基礎を押さえておくと採用されやすくなります。

Food Handling(食品衛生)

キッチン・カフェ・ケータリングで働くなら
費用
A$20〜60
所要時間
2〜3時間
形式
オンライン

食品を扱う仕事での衛生管理の基礎を学ぶ資格。必須とされる職場もあり、持っているとキッチンや調理補助の仕事で有利になります。安価でオンライン完結なので、飲食希望なら取っておいて損はありません。

建設・工事で働くなら

White Card(建設安全カード)

建設現場で働くなら全員必須
費用
A$59〜120
所要時間
約6時間
形式
オンライン/対面

正式名称 General Construction Induction Card。建設現場で働くために法律で義務付けられた資格です。建設は時給が高めの仕事が多く、体力に自信があれば狙い目。全国で有効ですが、TAS だけは別途 Service Tasmania での申請が必要です。ファーム以外のセカンドビザ狙い(建設業)にも関わってきます。

パッケージがお得

RSA・RSG・バリスタをセットで受けられる「バンドルコース」を提供しているスクールもあります(例:3点セットで A$300 程度、2日間)。飲食で本格的に働きたいなら、個別に取るより割安になることが多いです。

✏ YourMate's Note

資格の費用は、確定申告(タックスリターン)のときに「仕事に必要な経費」として申告できる場合があります。受講したときの領収書は必ず保管しておきましょう。数十ドルとはいえ、積み重なると結構な額になります。

レシートは捨てずに取っておこう

結局どれを取ればいい?

目的別にざっくりまとめると、カフェ狙いならバリスタ+Food Handlingパブ・バー狙いなら RSA+RSGレストラン狙いなら RSA建設・高時給狙いなら White Card が基本の組み合わせです。まだ方向性が決まっていないなら、汎用性の高い RSA を最初に取っておくと、飲食系の求人にすぐ応募できるようになります。

FAQ

資格についてよくある質問

RSA は渡豪前に取れますか?+

USI の作成にオーストラリア国内にいることが必要なため、基本的には渡豪後に取得します。着いてから数日で取れるので、仕事を探し始める前に済ませておくのがおすすめです。

RSA は他の州でも使えますか?+

州をまたぐと使えないことがあります。特に NSW の RSA/RCG は NSW でしか有効ではありません。引っ越して別の州で飲食の仕事をする場合は、その州の資格を取り直す必要があることがあるので注意しましょう。

資格はどこで取れますか?+

RTO(登録訓練機関)と呼ばれる認定スクールで取得します。オンライン対応の RTO も多く、州によってはオンラインで完結します。「RSA course [都市名]」などで検索すると認定スクールが見つかります。

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